能力について

施工管理は多くの能力が必要な職種

施工管理という仕事は、主に建設会社に所属し、建設工事をまとめていく仕事です。したがって求人は建設会社から出されます。建設会社は、工事を請け負い、それを指定期日までに完成させる義務を負っています。工事の規模にもよりますが、建設工事には一物件当り最低1人の施工管理技術者が常駐します。所属する建設会社からは、工事にかけられる予算と、工期が示され、その他の大部分は施工管理技術者の裁量にまかされるのが一般的です。工事全体をまとめるのは建設会社ですが、部分部分の工事は、専門の下請け工事業者に任せることになります。どの下請け業者に依頼し、費用はいくらで依頼するかは、現場に任されるのが普通です。多くの下請け業者を使い、決められた予算内で、期日までに工事を完成させるのが施工管理技術者の職務です。つまり現場の最高指揮官です。その業務の担い手が足りず、いま求人が殺到して引く手あまたの職種です。

今必要とされている施工管理技術者

東日本大震災で発注される膨大な工事や東京オリンピックの施設を整備するために、今、施工管理技術者の求人が大量に出されています。施工管理技術者の求人が大量に出される原因は、工事量の増加だけではありません。団塊の世代といわれる昭和20年から25年生まれの年代の人たちが大量に定年退職の時期を迎えていることも大きな要因です。一方、職を望む若者は、建設業を敬遠しがちです。しかし建設業の中で施工管理技術者の職域は、主に専門下請け業者への発注、予算管理、工程管理といった建設工事のマネジメント業務になってきています。たしかに現場は、デスクワークに比べると危険な面もありますが、その危険をコントロールするのも施工管理技術者の大きな仕事です。大きな工事を一人で仕切り、完成させる醍醐味は、他の職種ではめったに味わうことが出来ません。やりがいのある選んでも良い仕事です。